処方せんの発行日を含めて4日間が有効期限です。
4/1発行なら、4/1~4/4までです。これは土日祝祭日も含みますので注意してください。
ですので、年末年始やゴールデンウィーク、シルバーウィークなどは要注意です。
診察を受けて病状が変わると、その処方が適切でないことがあるため、有効期限が定められています。
健康保険証またはマイナンバーカードを(医療証をお持ちの方は合わせて)お持ちください。ご不安な方は事前にご連絡ください。
健康保険証をお持ちでない方はその旨受け付けに相談ください。
安全にお薬をお飲みいただくためにご理解ください。
丁寧に注意深く処方せんの不備や飲み合わせを確認します。
これらは、どうしても必要な作業ですので、お待たせしてしまうこともあります。
処方内容によっては、薬をお渡しする順番が前後します。
※R5 1月より電子処方せんが始まります。詳細は各薬局にお問い合わせください。
決して2回分を一度に飲まないで下さい。
飲み忘れに気付いたら、出来るだけ早く飲むようにして下さい。次のお薬を飲む時間が近い時には、1回飲むのをやめるか、またはお薬を飲んで次に飲むお薬の時間を遅らせるようにします。時間を遅らせる目安は、以下のように考えられています。
●1日3回飲むお薬 : 次のお薬を飲むまでに4時間以上あける
●1日2回飲むお薬 : 次のお薬を飲むまでに5時間以上あける
●1日1回飲むお薬 : 次のお薬を飲むまでに8時間以上あける
※お薬を飲み忘れた時の対処法をあらかじめ医師・歯科医師や薬剤師に尋ねておくと安心です。
薬を水なしで飲むのは危険です。錠剤やカプセル剤は水なしで飲むと、喉、食道に引っかかったりくっついたりして、その場で溶け出して、炎症を起こしたりします。また粉薬などでは、気管から肺に入ってしまい、肺炎を起こした例もあります。病気などで水分を制限されている時以外は、コップ1杯(150mL~180mL)程度の水または白湯が一般的です。
最近、水なしで飲める薬が開発されています。口の中のわずかな唾液によりすばやく(10秒程度)溶けて唾液と一緒に飲み込む事が出きる錠剤です。このお薬は唾液と一緒に飲みこんでいただいても問題ありません。薬剤師に確認して下さい。水以外の飲み物ですが、薄めのお茶はあまり問題ありませんが、『濃いお茶』、『ジュース』、『牛乳』、『アルカリイオン水』は薬の吸収に影響し、効果に影響を及ぼす事がありますので,避けたほうが無難です。
食事をした後に飲むことが基本ですが、食事をしていないからと言って飲まないのではなく、服用時間がきたら、きちんとお薬を飲むように心がけて下さい。ただし、お薬によっては食事をしない時には飲まないほうがいいお薬(糖尿病のお薬など)もありますので、食事が不規則な場合など、どのように服用するかきちんと医師・歯科医師や薬剤師に尋ねておくといいでしょう。
処方されたお薬の名前や飲む量、回数などの記録(薬歴)を残すための手帳です。この記録がありますと、医師・歯科医師や薬剤師が、どの様なお薬をどのくらいの期間使っているのかが判断できます。また、他の病院や医院などでお薬をもらう時にも、医師・歯科医師や薬剤師におくすり手帳を見せる事で、同じお薬が重なっていないか、また飲み合わせ等についての確認も行ってもらえます。
健康管理の力強い味方になります。
ぜひ見せてください。上記に書いたとおり、重複投与・相互作用・副作用の情報を効率的に知ることが出来ます。
どの病院でも薬局でも使えます。情報は1冊にまとめて管理しておくことが大事です。
医療機関ごとに発行しないようにしましょう。お薬手帳は薬局ごとに異なりますが、使いやすい薬局のものを使っていただければ結構です。
先発品と同等と厚生労働省が認めた医薬品です。新薬を開発した製薬企業は、長い年月と莫大な研究費を使うため、一定期間の利益が守られています。開発~特許権の存続期間の終了まで原則20年、販売から大体10年ほどは、他の製薬会社は同成分の薬を作れません。しかし、この期間を過ぎれば同成分を使って製造できるのです。その価格は、先発品の約20~70%となっています。
有効成分の量は同じです。ただし、形・色・添加物が違います。
先発品を改良して、飲みやすく、使いやすくした後発品も販売されています。
全てにジェネリック医薬品があるわけではありません。特許権が満了していない医薬品は、ありません。また、元々無い薬もあります。
1.まずは手をきれいに洗いましょう。
2.下まぶたを軽く引いて、目尻に1滴垂らします。
3.点眼後は、少しの間目を閉じるか、目頭を押さえて、まばたきしないようにします。
目→鼻→口へ流れないようにするためです。
ソフトや酸素透過性ハードだと悪影響が出る場合があります。大丈夫な点眼薬もありますが、通常のハードも含めて、レンズを外して点眼して、5分以上経ってからつけるようにしましょう。点眼薬によってはもっと時間が必要な場合もあります。
5分以上間隔をあけましょう。続けて使用すると、先に使用した点眼薬が流れてしまうからです。また、使用する順番は、特に指示がなければどちらでも構いませんが、指示がある場合は、その順序を守らないと適切に効果が出ませんので注意してください。
気持ちよいと思う方を使用すればよいです。 冷感シップは、冷やす効果が高いので、炎症が強い打撲や打ち身の急性症状に適しています。 温感シップは、血行を良くする成分が入っているので、慢性の肩こりや腰痛に適しています。 見極めは、入浴時などで温めて楽になれば温感、痛みが強くなる・嫌な感じがあれば冷感、という判断でよいと思います。
厚いタイプは冷却効果が高く、テープタイプは粘着効果が高いです。厚いタイプは水分が含まれているので冷却効果が高いです。患部に熱感があれば厚いタイプがよいでしょう。一方、テープタイプは粘着力が高いので、ズレたり、はがれにくいです。
一般薬購入で迷ったら軟膏を選びましょう。軟膏は皮膚を保護する効果が高いですがベトつきます。クリームは伸びがよく、使用感はよいですが、刺激感があります。軟膏は様々な症状に使えるので、迷ったら軟膏での購入がおすすめです。なお、つける時は、少し多めと感じるぐらいの方がちょうどいいです。
薬によって変わってきます。使用期限は、食品の期限と同じように開封前までの期限です。開封後は保管方法で変わってきます。一般的な薬なら、使用期限内で開封後、半年は大丈夫だと思います。しかし目薬は約1ヶ月、咳止めシロップなどの水剤は約1週間ぐらい、とみておいたほうがよいです。これは、開封後に雑菌が繁殖しやすいためです。また、肌に直接つけるような点鼻薬、塗り薬なども気をつけたほうがよいです。
温度・湿度・直射日光に気をつけてください。車の中やキッチン周り、窓際での保管はやはりよくないです。昔からある、シリカゲルなどの湿気除去のものと一緒に缶で保管、という方法は、一応理にかなっています。薬によっては「冷所保管」と明記されているものもあるので、説明書をよく読んでおきましょう。